こんにちは、yasuです。

転職活動をしている皆さんは「キャリア」をどのように考えているのでしょうか。
今回は転職活動を4回して5社で働き、最終的には独立して働いている私の体験や考えについてまとめていきたいと思います。

20代は自分のことをよく知る期間

私が20代のときは、振り返ってみると本当に嫌な社員だったと思います。
自分は仕事ができるんだという思いあがった考えを持っていました。実際に成果も出ている時期もあり、「この世をば 我が世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば」と藤原道長ばりに思っていたような気もします。

とはいえ、簡単に成果を出していたわけではなく、本当に必死でした。
自分の手に負えないような仕事も時間を使ったり、いろんな人に頭を下げまわって勉強したり、本当に大変でした。

今振り返れば、決して褒められたような働き方ではなかったですが、その時の行動でキャリアについての重要な気づきを得られました。それは以下です。

1、自分が何を大事しているのかという価値観
2、ベテランに勝つのは技術や知識だけでなく情熱や真摯さ
3、自分を認めてくれたクライアントや同僚の存在

自分は何に怒っているのか?喜んでいるのか?

この記事(https://www.happy-carrer.com/blog/88)でも書きましたが、キャリアアンカーをしっかりと見つめることは働くうえで重要です。

多くの人は「働く」前は学生だったと思います。それまでの人間関係と言えば、家族や友人が中心だと思います。つまり、「働く」というのは大きな生活の変化なのです。

会社員として「働く」というのはフルタイムで働くとなると、1日のうち8時間は仕事に時間を費やします。しかもそれまでの人間関係とは異なり、成果を求められるわけです。

成果を求められる代わりに、お給料をいただくという関係に変化していきます。

そのうえで、多くの仕事は一人では完結しないことがほとんどなので、他者と関わりあうわけですが、それまでの友人関係とは大きく異なるので、それまでとは違った感情の動きが出てくるのです。

特に自分は何に怒っているのか、悲しんでいるのかのネガティブ感情を理解することは重要です。
ネガティブ感情は自分を突き動かすエネルギーとも言えるので。

仕事における価値は技術や経験だけではない

そして、たくさん働いて、この案件はぜひ受注したい!と死に物狂いでやっていると、どうしても格上の相手とコンペをしたり、競ったりするタイミングが出てきます。しかし、格上だからと言って必ずしも自分が負けるとは限りません。

相手が何を望んでいるか、自分ならどんな価値が提供できるかをしっかりと伝えるようにしていれば、こちらの情熱にクライアントが圧倒されて、仕事を発注してくれることがあるのです。

そう、仕事において技術や経験も大切ですが、相手を動かす情熱や一生懸命さは重要だと思います。特に若いうちは。そのことを知るというのは、人がどのような思考で物事を決めるかという理解につながります。

この理解は私が独立して仕事をいただくうえでも、お客さんからの信頼を勝ち取る重要な要素だったりもするので、単純なスペックだけでの判断ではないということは私にとって、そしてキャリア形成においても重要です。

自分を応援してくれる人を作ることは大切

さて、最後ですが、一生懸命働いていると必ず見てくれている人がいます。
そのことが仕事につながったり、転職のきっかけをくれたりとたくさんの良い結果につながります。

先ほども書きましたが、仕事は一人で完結することはほとんどありません。
誠実にひたむきに仕事して成果を出せば、必ずあなたに良い結果をもたらしてくれます。

応援される自分を仕事の中で意識していくと、キャリアに悩んだ時、困った時に必ず助けてくれます。

幸せなキャリアとは

いろいろと書きましたが、20代は自分のことをしっかりと理解する時期だと思ってたくさん経験を積みましょうということです。そして一生懸命働いていれば、自分を認めてくれる人が必ず現れます。

年収やポジションなど自分のキャリアを考えるうえで本当に大切な要素ではありますが、自分を知って応援してくれる人を作ることが何よりも幸せなキャリア作りに重要なことだと思います。

ほな

さよなら三角また来て四角

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